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短編小説のすすめ
a0010879_14123.jpg食! のbunkasabaさんへのトラバです。
私も短編小説は好きです。

最近は読むべき本が多すぎて、時間がないために、短編に手を出すことがよくあります。
Oヘンリーやフィッツジェラルドは、高校時代に読みました。「最後の一葉」「よみがえった改心」「緑の扉」懐かしいですね。新潮文庫だったと思います。
区の図書館で見つけたら読み返してみるつもりです。

村上春樹の短編も、ほとんどの作品を読みました。村上春樹は、もはや自分のなかに染み込んでいる感じさえします。

さて、実をいうと、私のおすすめは横山秀夫です。
「半落ち」が映画化され、そこそこの観客動員数を記録した、そんな作家です。
一言でいうと、警察小説を専門に書く短編小説家です。

横山氏の物語は、いづれも警察内部を舞台に進行します。主人公は、捜査官だけではなく、鑑識や警務、秘書課に属する人間であることが多く、警察小説としては切り口がユニークです。 

そして、たまに人が死にます。

人間同士のしがらみや、慣習、馴れ合い、出世競争、スキャンダル、駆け引き、妬み等、社会人として誰もが経験しうる心の葛藤が的確に描写されています。また、それでもなお組織の中で自己実現をはかろうとする主人公に、人間のしたたかさと図太さを感じるのです。

贅肉を削ぎ落とした猟犬が、低く唸り声をあげているような文章です。 
横山氏が新聞記者出身だというのも、肯けます。

「動機」(文春文庫)いちおしです。
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by fireorsky | 2004-06-15 00:31 | 雑記
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